【Unity】広大なシーンの奥をごまかそう!影の距離とFogでいい感じにしてみた!

こんにちは!新入社員のタケです!

今日はTerrainを使って森のシーンを制作したりしていました!
そのなかで、見え方に関して気になった部分を解決したりしたので紹介したいと思います。


今回はこちらの森のアセットを購入して使ってみました!
Nature Package - Forest Environment

https://assetstore.unity.com/packages/3d/vegetation/nature-package-forest-environment-165645

このアセットのサンプルシーンは綺麗な風景が広がっています!
Terrain4個分の超広大なフィールドですね…!

この中に立つと、このような見た目になっていました。
手前のほうは影が落ちていていい感じですが、奥が影の描写範囲の関係で明るく見えますね。

今回はこれをどうにかこうにか修正していきます!
まずは単純に影の描写範囲を広くして対応してみました。
Project SettingsのQualityからShadow Distanceを大きくします。

デフォルトは40でしたが、120くらいまで広げると奥のほうまでちゃんと影が届いていい感じに見えますね。

見た目はいいのでこれで解決!!…というわけにはいきません。
影の描写範囲を広げると負荷が大きく上がります。

なので、これの方法はあまりよくないですね。
でも遠くが明るいのがやっぱり違和感があるので…Fogを使ってごまかしてあげましょう!

Lighting WindowのOther SettingsからFogのDensityを設定します。
0.04くらいにすると影の描写範囲とFogの距離が良い感じにマッチしてあまり気にならなくなりました!

この方法だと奥側が全部単色になってデティールは出なくなりますが、その分影の描写範囲は狭くて済むので負荷は最初とあまり変わりません!
FogとShadow Distanceをうまく調整して賢くシーン制作しましょう!


VRで見るコンテンツはかなりFPSを気にしないとまずいので、シーンなど大きくFPSに影響するところほどこだわったほうが良いですね…!

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