【3DSMAX】布っぽさを出したーい!

こんにちは!新入社員のタケです!

こちらは社内のテーブルです!布がかかってますね。

今日はこれをモデリングしたいんだけど、ポリゴン編集でやみくもにいじると大変そう…!
そこで"ノイズ"モディファイアを使って布感を出したほうが良いと先輩に言われたので紹介したいと思います!

ノイズとは?

選択した頂点を指定した値の間にランダムにばらけさせるというモディファイアです。
たくさん頂点を作って使用するとわかりやすいですが、画像のキューブがうにょうにょした感じになっています。


今回はこちらのモディファイアをうまく利用してテーブルに布をかぶせたような表現をします。

使い方

まずかぶせたいものを作ります。
このテーブル本体はぺらっと布をめくると見えるので、作ってみるとこうなりました。
ここに布をかぶせていきます。



次に布になるキューブをかぶせてみます。
足の部分など見えている部分はそのままにして、後はすっぽり覆います。(布の厚みの分ちょっとだけ大きくすることを忘れずに!)


そしてポリゴン編集で下の面のポリゴンを消去します。



これがそのまま布になるので、開いた面を少しだけ拡大して布のふんわり感を出したり、角を面取りして布っぽさを演出します。


次の作業がポイントです!完成後のクオリティに関わります。
たくさんエッジを作りましょう!あまり多すぎてもいけませんが、少なすぎるとカクカクになってしまいます。
縦と横に多く割いて網目状になるようにしましょう。


最後に下のポリゴンが開いている部分の頂点をすべて選択します。


ここからモディファイアを適用します。
この辺にあるノイズを選択しましょう。


ノイズモディファイアを適用しただけでは何も起きません。
強度パラメータをそれぞれ15ずつ入れてみましょう。


すると…今までまっすぐだった布がびらびらになりました!
これでとても布っぽい感じになりましたね!




完成したテーブルがこちら!これだけでももうリアルになってテンション上がりますね!


今日の成果物!とかかった時間
社内の部屋の壁のCAD図(平面)
1時間45分


蛍光灯のCAD、3Dモデル
それぞれ10分、12分



換気扇のCAD、3Dモデル
それぞれ6分、5分



布のかかったテーブルの3Dモデル
30分

曲面の椅子①の3Dモデル
45分


曲面の椅子②の3Dモデル
1時間


------------------------------------------------------------------------------------

シェルパでは、3DCGや建築パースはもちろん
VRやARアプリの開発も行っています!
新しいことに興味のある方はきっと楽しめると思います!
新人研修も充実していて初心者でも3DCG経験者でも安心!

株式会社シェルパ
【福岡本社】
〒810-0042 福岡県福岡市中央区赤坂1丁目13-10赤坂有楽ビル7F 
【東京オフィス】
 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2丁目13-1YKS黒田ビル5F
TEL 092-717-6800 / FAX 092-717-6801

------------------------------------------------------------------------------------

コメント