【3DSMAX】部屋のライティング・レンダリングをしてみた!

こんにちは~!新入社員のタケです!

今日は私も部屋のライティングとレンダリングに入りました。
自分なりに写真を見ながらじっくり調整したらこういう部屋が作れました!




ナベさんは3dsmaxのデフォルトのライトを使っていたけれど、私はV-rayライトというものを使ってライティングをしていきます。
V-rayライトはふんわりとした光が得意で、できることもデフォルトのライトと変わってきます。

V-rayライトは以下の5種類があります。
①Plane  (板)
②Dome  (ドーム型)
③Sphere (球体)
④Mesh  (自由なポリゴン)
⑤Disc  (円形)

今回使用したのはPlaneだけです。
蛍光灯の明かりと、外からの光で使用します。
Planeライトは光る四角ポリゴンといった感じで矢印の方向へ光を放ちます。


ライトの設置

ライティングのやりかたとして、まずはどのような光を表現したいか?ということを考えることから始まります。
晴天の日なのか、雨の日なのか、夜なのか昼なのか…季節なども考えるとかなり多くの選択肢があります。
私は晴れの日の午後3時くらいを想像しながら作ってみることにしました。(この部屋の時計が3時を指しているので)

一番最初にレンダリングしたときはこのように何も照明がない状態から作り始めます。
外から入る背景色(白)だけを見て何か違和感がないか確認するわけですね。


大丈夫であれば、次に外からの光を表現するためにV-rayライトのPlaneを使用します。
窓の外からPlaneライトをこのように配置すると…



ううっっ…まぶしいっ!
外だけの光で部屋の中の照明がいらなくなるくらい明るくなるのはおかしいので、外の光の明るさを下げてあげます。
Multiplierが明るさの数値です。


最初より少しだけほんのりと明るくなりました。
これが電気を消している昼間くらいの明るさだったらちょうど良いと思います!


ここで蛍光灯にもPlaneライトを置いていきます。
板の大きさは蛍光灯の大きさに合わせてあげましょう。


見た目の調整

ここでレンダリングをして、写真と見比べてみます。
写真の蛍光灯はちょっとだけ温かみのある暖色系なので、それに合わせて色を調整します。
光の強さも強すぎて壁が白くなりすぎてるので、色が分かるくらいに弱くします。


本当は蛍光灯の壁に広がってる光の部分も再現したかったのですが…
V-rayライトはふんわりした光の表現は得意な反面、かっつりした光はなかなかうまく表現することができないのです。
それでもV-rayにはDirectionalという光の方向性を絞る機能があるのですが、絞るだけなので使うことができませんでした。
蛍光灯のPlaneライトで比較してみるとこのように雰囲気がガラッと変わります!




他には前に撮った写真の構図を実際に作ってみて、写真を作るぞ!くらいの勢いで色合いなども調整してみました。


このようにして様々な個所を観察しながらより現実味が増すように調整し続けます。
また、昨日はよくわからなかったマテリアルの質感などもきれいに見ることができるようになるので、併せて調整していきます。



こうして内観パースが出来上がっていきます…!
参考にした写真も光の強さがバラバラなのでどれかに寄ったりしてますが、自分の中では満足のいく仕上がりになっています。
外の風景も入るとよりリアルになりそうです!

今日の成果物!

天井のテクスチャ/マテリアル設定
制作時間:45分


部屋のライティング・カメラ設定、その他マテリアル修正等
制作時間:5時間


写真を模写するような感覚で色を目でコピーしながら調整していました。
単純にマテリアルの色だけを変えてもライトの色と掛け合わさって色が作られるので簡単ではありませんでした。
イラストを描いていたりするとわずかな色の違いも分かってくるのでこういうところで役に立つんだなぁ…とも思いました。

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