【3DSMAX】VRaySunで太陽光を表現しよう!

こんにちは!新入社員のタケです!

シェルパちゃんの制作が終わったので今日は以前作った部屋の内装の続きをやりました!
まずは完成した画像がこちらです!
色合いに最大限気を使いながら様々な調整をするとここまできれいに再現できるんですね!感動です…!(写真はちょっと家具の位置等が違いますが)


今日はとてもイイ天気なので、本当は窓から日差しが差し込んでいるように作りたかったのですがうまく窓から日が差し込んでる時間に写真が撮れなくて断念してしまいました。
しかしその太陽光を再現するためにVRaySunという機能を使ってみたので紹介したいと思います。

VRaySunはその名の通り太陽(Sun)の光を表現するのに最適です。
以前も使ったこちらの写真をよく見てみるとこのように窓から太陽の強い光が差し込んでいます。
これを今まで通りVrayライトのPlaneで再現しようとするとうまくいきません。
そこでVRaySunの出番です。


VRaySunはVRayLightの一種ということにはなっていませんが、光を放つのでライトの役割をしています。
作成タブのライト→プルダウンメニューのVRayから設置することができます。


そして早速置こうとすると
"VRaySky環境マップを自動的に設定しますか?"
と聞かれるのでとりあえず「はい」を選択します。
環境マップを設定するといままで真っ白だった外の光がレンダリングをすると空の色になります。
空の色というのは太陽の位置に応じて変わるので日が昇っていれば青色、地平線付近にあればオレンジのように現実世界のように変わっていきます。


配置してみるとターゲットカメラのようにターゲットの方向を向かって光を放ちます。


ここでターゲットを窓のほうに向けて太陽光を照らしたらレンダリングしてみましょう!



するとまるでビームのようなすっごい明るい光が窓から差し込んでいます。さすがの太陽光でもここまで明るくないので弱くします。
Intensity Multiplierの値を下げます。



これで明るさが下がりましたが、写真と見比べてみると影が部屋の中にいくにつれてもっとぼやけていくほうが良いですね。
Size Multiplierの値を上げます。



こうすることにより太陽の大きさが大きくなり、より広い面から光が当てられるようになるため影の端っこのほうがよりぼやけていくようになりました。


外側に設置したVRayライトのPlaneと共存してもいいししなくても大丈夫です。
しかし、両方使いたい場合は明るすぎると思うので明るさ調整をしましょう。



まあ結局最終レンダリングでVRaySunは使うことはなかったのですが、外観パースではもちろん太陽があるので使うことになるかなと思いました。
写真と合わせるとなると気を付けて見ないといけない部分が多すぎて大変です…!
でもきれいに色が合うとすごく達成感があります。

今日の成果物!

多目的室の最終調整
制作時間:4時間15分


レンダリング画像のレタッチ
制作時間:1時間45分


お次は何をするかというと、高級家具や豪邸のカタログに載っている写真や部屋を再現することになりました。
できるだけマテリアルやライティングをこだわって写真にできるだけ近づけて仕上げられるように頑張りたいと思います!

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