こんにちは!新入社員のタケです!
今日はUnityでボタンを押して移動できるパノラマ画像のシステムを作ってみました!
UIとパノラマ球体だけで再現しています。
みなさんPanotourというソフトはご存知でしょうか?
シェルパの公式サイトでもパースのパノラマ画像のビューアとして使用されています!
↓このサイトのCG VR360 制作ギャラリーにて
まずは実際にサイトに行って使ってみるとわかると思いますが、360度画像をパノラマで見ることができるだけでなく
画像内にボタンが表示されており、押してみるとその位置に移動した状態のパノラマ画像を見ることができます。
これに似たものを今日は作ってみたいと思います。
UnityのGUIはカメラにひっつけるだけではなく、3D空間上にも置くことができます。
天球を用意して、その中にこのGUIを置いてあげるとまるで天球の上にボタンがあるように見える、、ということですね。
そこから普通にボタンをクリックで移動すればPanotourに近いことが実現できます。
さっそくやっていきます。
天球を置いて、CanvasのRenderModeをWorldSpaceにしてUIを置いてみました。
これで実行すると…
あれ?あるはずの場所にボタンがありませんね…
これは描写順番がボタンよりも前にパノラマ画像が来てしまっているからです。
こうならないようにOrder in layerの値を1にしました。
そうするとちゃんと出てほしい場所にでてきましたね。
あとはこれと同じようにもう一つ天球を用意して同じように配置していきます。
さっきのボタンと同じキャンバスを使うと置いたボタンが押せないのでキャンバスは使いまわさずにもう一つ用意しましょう。
これで準備完了です!
ボタンを押すとパノラマが切り替わり、Panotourのように移動しているように見えました!
移動するためのボタンの位置も自由自在なのでパノラマにあった位置においてあげましょう。
パノラマから見てドアの上になるように配置したりするのがおすすめです。
…
フェードインフェードアウトするならもっと工夫が必要ですが、ボタンを押して移動するだけならこれでも大丈夫ですね!
思ったより簡単に実装できました!
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