【Blender】シェルパちゃんを作る!(身体編)

こんにちは!新入社員のタケです!

本日からまた新たなキャラクターモデルを作ることになりました!
Sherpa Naviに登場するシェルパちゃんです!


【Sherpa Naviについてはこちらをクリック!】

もともとSherpa Naviで使用されていたキャラクターをデフォルメ調に私がデザインしなおさせていただいたという感じです。
以前グラビィくんを作ったときはパーツを組み合わせたりするだけの簡単なモデリングでしたが、今回は人物なので指先や洋服など細かい部分まで作らなければなりません。
新しくモデリングする部分を中心にいくつかのパートに分けて記事を書いていきたいと思います。
今回は身体編です!

グラビィくんのボーンがあるので、今回はこのボーン構造をそのまま使って時短していきたいと思います。
シェルパちゃんにはないパーツのボーンは削除してから使いましょう。


まずは作りたいモデルのだいたいのサイズを決めていきます。
グラビィくんの身長がこのボーンくらいなので、ちょっと大きめのキューブを置きました。


その大きいキューブの中にすっぽり収まるようにシェルパちゃんの身体を想定しながらボーンをずらして、まるで中にいるかのような配置にします。
配置が終わったらキューブは消しても構いません。


頭は次に作りこむのですが、とりあえずバランス調整のためにそれっぽい球体を置いておきます。


そして置いたボーンを見ながらそれに合わせて胴体の簡単な形を作っていきます。
正面からだけ見ながら作業しているとこのようにペラペラだった!ということがあるので横からの見た目も必ず確認するようにしましょう。


厚みをいい感じにつけるとこうなります。
グラビィくんの場合はこのまま腕や足をくっつけるだけでよかったのですが…


人型の場合はちゃんとポリゴンをつなげてあげたほうがいいので、このように腕や足を生やしたい場所に穴をあけて押し出します。



伸ばしてみてバランスを確認したら、先まで作りこんであげます。
まずは足から作りました。
膝の部分は曲がるので、少し多めにポリゴンを張るのがおすすめです。


次に手ですが、まずは指を作っていきます。
しかしこの指を作るのがまあ難しいし結構長くなってしまうので説明はカットさせていただきます…!
小指・薬指・中指・人差し指・親指の計5本を作って所定の位置に並べます。

手の先を手のひらのような形にしたら、作った指のパーツのポリゴンの隙間の部分同士をうまい具合につなげていきます。
この作業がとんでもなく難しい!


単純につなげるだけなら簡単なのですが、ポリゴンの調整がうまくいかないと思い通りに指が曲がらなかったりする上に、手のひらと指のサイズのバランスがおかしくなったりするのです。



親指もつなげます。
調整前と調整後ではこんなにも見た目に差が出ることが分かると思います。



最後に4本の指の長さを中指>人差し指=薬指>小指くらいに調整するとぐっと手感(?)が増します!





身体は足と指さえ作れたら他はあんまり難しくはありません。
始めはできないと思いますが、後から曲げたり動かすことも考えながらモデリングができるようになると作るのが楽になっていきます。

今日の成果物!

シェルパちゃんのデザインリメイク
制作時間:1時間

シェルパちゃんのイラスト(ページのトップ参照)
制作時間:1時間45分

シェルパちゃんの身体の3Dモデル
制作時間:1時間15分



ぶっちゃけると本当に大変なのは頭なんですよね…
特に今回はグラビィくんとは構造が根本的に違うので比にならないほど難しいし手間がかかっちゃいます。
ちなみにちゃんと人間のモデルを作るのは私は初めてなのでできるか心配な点が多いのですが…頑張ります!

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