【Blender】グラビィくんを作る!(3/3)

こんにちは!新入社員のタケです!

しばらく間があいてしまいましたが、今回も前回の続きです。
④テクスチャと⑤シェイプキーですね!それではいきましょう!


④テクスチャ
ボーン入れとウェイトペイントが終わったら次はテクスチャを描きます。
前回の段階ではまだ耳の中の色などがなかったりしていたので、マテリアル設定だけでは少し難しいところなどをテクスチャを使って色を付けたりします。

あらかじめ2Dのテクスチャを作って貼り付けることもできますが、Blenderでは3Dモデルに直接色を描いていく方法もあるので、どっちも使ってみたいと思います。

まずは何もない新規の画像を作成して、テクスチャとして読み込みます。




ただテクスチャを読み込むだけではテクスチャを描くことはできません。
まずはUV展開をしましょう!


するとUV/画像エディターにこういうものが表示されます。
これがUVと呼ばれるものです。


説明が遅れましたが、UV展開を簡単に言うと「テクスチャのこの部分はモデルのこの部分と対応しているよ~」というものを示すものです。


UVの位置が重なってしまったり斜めだったりするとテクスチャがきれいに描けずにおかしくなってしまいます。
そしてきれいにUVを並べてみるとこんな感じになりました。


一部のUVが大きく、また一部のUVを小さくしているのにも理由があります。
UVを大きくするとテクスチャの解像度が上がってきれいな仕上がりになるからです。
単色(白だけ)の部位が多いこのキャラでは、耳の部分を大きくUVをとってあげることで小さいファイルサイズでも解像度を気にせずに描くことができます。

これでテクスチャを描く準備ができました!テクスチャペイント機能で直接3Dモデルに描いてみましょう。


出来上がったテクスチャがこちらです。
右下の色がついている部分にメガネやネクタイなどのUVを置いています。
耳の右のUVは腕で、指の部分に線を引く予定でしたが別になくてもよいと判断したので描きませんでした。



さぁどんどん行きましょう!お次はシェイプキーです。

⑤シェイプキー
シェイプキーはキャラクターモデリングにおいては主に表情のことです。
まばたきや笑った顔、しゃべるときの口の動きなどはこのシェイプキーを使って表現されています。
シェイプキーを作るのは非常に簡単です。
まずはこのように空のシェイプキー作ります。(口の動きを作っていきます)


次に空のシェイプキー”あ”を選択しながら口の形を「あ」に変形させてあげます。


これで”あ”の口ができました!
残りの口の形も作って、目にもまばたきやウィンクなどを追加していきます。


このようにしてグラビィくんが完成しました!



一通りキャラクターモデリングについてすご~く簡単に書きましたが、実際はもっと説明があったほうがいい部分が多いです(笑)
この記事を読んでキャラクターモデリングに興味が湧いた方はぜひ、Blenderを手にして自分が好きなキャラクターを作ってみてください!
外出自粛中のいい暇つぶしになるかもしれませんよ!

今日の成果物!

部屋の家具の配置
制作時間:1時間15分



壁のマテリアル/テクスチャ設定
制作時間:1時間30分


家具のマテリアル/テクスチャ設定
制作時間:2時間30分



床のマテリアル設定
制作時間:45分


体調を崩して休みになっている期間がだいぶ長かったのでナベさんに差つけられたから追いつけるようにがんばろう!
…と思っていたら意外と簡単にできた…!
だんだんと部屋の雰囲気が近づいてきて楽しいです!

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