【3DSMAX】第三回・画像一枚からパースを作ろう!その2

こんにちは~新入社員のタケです!

今回は第三回パースを完成させました!
できた画像がこちらです!


明るいパースはGIとライティングがすごく大事な役割をしているなと感じました。
部屋の中をサーっと吹き抜ける空気感を想像しながら作ってみました。
テーブルや椅子の足のかっつりとした影がふわふわとした全体の雰囲気のいいアクセントになっていて素敵なパースになったと思います!

まずは太陽光の影の調整をしました。
とりあえず明るさをすごく明るくしてみて、影のでき方を調べます。
VRaySunのSize Multiplierの値は適切か?などをここで見ていきます。
影がいい感じにぼやけていますね。


次に明るさを調整します。
VRaySunだけを使うと地面に当たる光と影の明るさのバランスが極端になってしまうので、Planeライトや環境光も入れていきます。
太陽の光が当たる場所だけが明るすぎないようにIntensity Multiplierの値を下げていい感じに調整します。


そして背景のずっとグレーだったこの板、実は壁掛けのラグ(じゅうたん)でした。
模様が描いてあるのでその模様をモデリングで作っていきます。


テクスチャで作ろうか迷ったのですが、模様の隙間に面取りがされていたのです。
スナップをうまく活用してモデリングで再現することができました。



次に作ったラグに模様をつけるためマテリアルを貼っていきます。
それぞれのオブジェクトで色を変えるといった感じで着色していくので色ごとにテクスチャを作り、さらに適用するためにマテリアルをいくつも作らなければいけないので大変でした。


ちなみに表面がもこもこしていたので前回のようにDisplacement Mapを使おうとしましたが面取りされている面の角が切れてしまってうまく反映されず、あきらめました。
(この画像は間違って100%で適用してしまった時の図です)


ここまでできたらライティングやデティールの細かい部分を見ていきます。
出したい影がちゃんと出ているかな?とかちょっと小物の位置ずらしたほうが良いかなども見ます。


奥の部屋のライティングは元画像を見ながら特にこだわって、社長にかなりいいって言われたのですごくうれしくなっちゃいました!!!!!
ちなみに奥の部屋のライティングはこのように手前に高い壁、それにくっつけるように長い壁を置くことによって地面に見える光の量を制御しています。



最後にレタッチをして完成です!




太陽光の色にたびたびオレンジ色が混じるのでそこにちょっと苦戦していました。
GIを強めにするときは周囲の壁の色なども気にしないといけないのが難しいです。

今日の成果物!

ソファーの3Dモデル(見えるところだけ)
制作時間:15分


壁掛けラグの3Dモデル
制作時間:30分


第三回パースのレタッチ
制作時間:1時間


パース作りがすっごく楽しくなってきました!
自分の頭の中で思っている情景を形にできた時がものすごく気持ちがいいです。
皆さんもぜひ興味があったらやってみてください~!

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