【Blender】男性の3Dモデルを作成中…ウェイトのお話もします!

ハロー!新入社員のタケです!

今日は男性モデルを制作していましたー!
とりあえずできたものがこちらです!


スーツを着せてビジネスマンになりました。
スーツのデザインはどこもかしこもおんなじ感じなのでまあ…こんな感じがいいかな?

今回は私なりのウェイトについてのお話を詳しくしていきたいと思います。
身体にウェイトを塗ってみました~

ウェイトはグラビィくん編で説明した通りにボーンに対してどの程度メッシュがついてくるか示すためのものです。
これをBlenderでは自動でつけてはくれるのですが、最後の仕上げは人が手を加えないとやはりいい動きはしてくれません。


まずは膝からやってみたいと思います。
ちょっとメッシュを工夫したのでだいぶいい感じになっていて、修正は必要ないかと思いますが注意点があります。
このメッシュは細分化曲面を使用しているので頂点があるように見えて実体化してないので、一部分ウェイトが塗れないということになっています。


この膝の裏の頂点にウェイトを塗って修正したいな~と思ったら、一度細分化曲面を適用しなければなりません。
ここを修正したくても適用するまで今は我慢しておきましょう。
忘れないように!

次に一番乱れやすい足の付け根を調整していきます。
エスカレーターを登るくらい足を上げてみるとどういうことかわかると思います。


このように足の周りに渦のように曲がってしまっています。
おしりのほうは別にこれでも構わないのですが、おなかのほうは足にウェイトが強く引っ張られてへこんでしまっているのでまっすぐにします。


しかしただウェイトを塗るとこのようにガクッ!とあり得ない形に曲がってしまっています。
こういう風にウェイトを塗っただけでは解決しない部分もあります。


…ではどうすればいいのか?

ボーンを動かしてみましょう!
編集モードで足のボーンを少し上に動かしてみました。
すると先ほどガクッとへこんでいた部分と足が近づいています。



これをいい感じに調整してバコッとへこんでいる部分にボーンを移動させて合致させてあげましょう。
すると望み通りの変形になりました。
ボーンを動かすのもウェイトペイントのうちです!(笑)


IKボーンを使用しているモデルでは特に注意が必要です。
自動ウェイトで塗ったときにはとにかくボーンが置いてあるとウェイトが付けられてしまうので、本来ウェイトの値は一切付けないIKを動かすためのコントローラの役割をするボーンまでウェイトが塗られています。


これではいけないので頂点グループからIKボーンを選択して"-"ボタンで削除しましょう。
そうすることにより絶対にIKボーンにウェイトがつかなくなります。


ですが、突然取り外したために足を動かすとウェイトが迷子になってしまって、どこのボーンにもついてこない頂点が出てきてしまいました。


こういう取り残されてしまった頂点もちゃんとウェイトペイントしてあげて足についてくるようにしましょう。





ウェイトは望み通りに自動ウェイトでうまくいけば楽々なんですけどね~…
これもAIが発達して便利になってほしい…!

今日の成果物!

男性の3Dモデル
制作時間:5時間


通常の人間のモデルを男女両方作ってみた感想は、頑張れば作れるって感じでしたね~
どういう風に作るのが正解か自分の中でよくわかってなかったのですが、次作るモデルはもっと良くなりそうです!

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