【Untiy/VR】OculusQuestでアバターの指を自由に操ろう！VRIKと一緒に使えます！

 こんにちは！新入社員のタケです！
今日はUnityでOculusQuestを使ってVRで指を動かしてみました！
コントローラーを使って自由自在に指を曲げられます！

もちろん、VRIKと一緒に使えますよ！

今回使用したスクリプトはOculusFingerというスクリプトです。
こちらの解説サイトから入手することができます。

よくできたスクリプトです…！
http://eyln.hatenablog.com/entry/2016/12/19/003435

これはOculusのコントローラの入力からアバターの指を曲げることができるものです。
使っているアバターの指を曲げることができるだけでより没入感を上げることができます。
設定するうえでつまづいたところや、注意するところを紹介します。

このスクリプトはそのまま使おうとしても使えません。
コードの180行目あたりにこういう記述があります。

axis = new Vector3( ~~~~~~ );

これはaxisパラメータに値を代入していますが、これはUnityちゃん向けの設定なのでこのままだと他のアバターで使えません。
Inspector上で設定しても、再生時にaxisの設定が書き換えられてしまうのでこの行は消しましょう。
下にもaxisに代入している部分がいくつかあるので消してから使います。

これで使えるようになりました。
まずはアバターの指のボーンを探しましょう。

Mixamoのybotさんの場合はここにありました！

全部で10本の指があるのでここにOculus Fingerスクリプトをアタッチします。
Add Componentから検索してアタッチするとまとめて付けられますよ～

この状態で再生して、コントローラを握ってみましょう。
すると指があらぬ方向へ曲がっています！メキメキメキ！

これではいけないので、axisをいじります。

初期値はXYZがそれぞれ 0 1 0 になっていますが、これは指が曲がる方向を示しています。
このアバターの場合は指の曲がる方向がZ軸なのでZに値を入れていきます。
左手は1を、右手は-1を入れます。

加えて、親指は小指から人差し指までのように綺麗に一直線で並んでいないのでいろいろ値を入れながら試します。

必ずXYZに入れる値は0か1か-1にしましょう。

ちゃんとできるとこのようにコントローラで指を曲げることができました！

…

アニメーションを使わずにスクリプトを付けてちょちょいのちょいでできたので簡単ですね。
現在何の指をしているか管理できたらVRChatのように指で表情を変えたりすることもできるかなと思ったので、できることが広がりますね。

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