【Blender】顔写真一枚からなんちゃってリアルアバターを作ってみた!(準備編)

ハロー!新入社員のタケです!

今日はちょっと…あの…すごく面白いことをしました…!!!
作業中に思わず笑ってしまうような…なんちゃってリアルアバターを作ってみました。


リアルアバターといえば、以前に作られたリアルアバターを自分でリギングしてみるということをやりましたね!

https://glasses202.blogspot.com/2020/07/blender_21.html

この記事で使用しているモデルは専用の撮影機材を使って全身をスキャンしてモデルを作る、というものでした。

しかし、今回作るリアルアバターは私が制作した男性のアバターの顔だけを実際の顔写真をテクスチャとして割り当ててしまおうというものです。
リアルアバターではあるんだけど顔だけなのでなんちゃってリアルアバターと名付けました。


正直リアルアバターって言っても、顔だけ分かればその人だってわかるのでこれでいいんじゃない?という風になったので作ることになりました。
そして顔のテクスチャに使用した画像が…こちらです!


これは先輩の写真で、自分で加工したと思われる画像です。
まるで悪魔のような形相でこちらを見つめていますね。
これだとたぶん誰だかわからないですけどね…

この写真を顔のUVに割り当てつつ顔の形状を変えていくことで3Dモデルとして無理やり再現する、という流れになります。
早速やっていきましょう!

まずは顔のオブジェクトのミラーモディファイアだけを適用して左右非対称のテクスチャを貼れるようにしてあげましょう。
そして写真のテクスチャを割り当てます。


顔のUVは男性モデルのままなのでおかしな感じになっていますね。
UV展開の方法ですが、新しいやり方を見つけたので紹介してみます。

いつものUV展開から展開…ではなくプロジェクションという展開方法を選択します。


するとUV展開が現在の3Dビューで見た視点からの形になります。


とりあえずUVを顔に合わせてあげると…


こうなりました。
なんだか中央に引っ張られるようなぺっちゃんこな顔になっちゃいましたね。
しかし、プロジェクションでUVを展開したので顔の側面もテクスチャがそろってくれて多少違和感が低減されています。


UVは顔にピッタリあってるのに、なぜぺしゃんこになるかというとモデルのサイズやパーツごとの比率がUVに合っておらず、引き延ばされてしまっているからです。


これから調整するのですが、準備はとりあえずこれでできました!

その調整がすごい大変なのです。
顔の立体感も写真の陰影を見ながら付けていく必要があります…!

まあ…今回は実際のモデルがいるので見ながらでもいいですけどね~!



すごくバカっぽいことをしているように見えますが、意外や意外と難しくて面白い作業なんですよね~
全身スキャンができなくても作れるし、顔から下は私が作ったアバターなので自由に差し替えられるという点がいいと思います!
ただ、この作業中モデルの見た目が面白すぎてついつい笑ってしまうんです…!!ごめんなさい…!!!

今日の成果物!

先輩のなんちゃってリアルアバター制作
制作時間:1時間15分

Unityで動画撮影
制作時間:3時間30分

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